大西睦子

日本とアメリカで認可されている人工甘味料は、サッカリン、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム(以下、アセスルファムK)、ネオテームの5つです。 サッカリンはいちばん古く、その発がん性について、特に日本人はうわさで聞いて何となく脳裏にありますよね。後に発がん性は否定されたのですが、悪いイメージが残り、日本では今、あまり使われていません。でも、アメリカではまだすごい人気があります。ただ、サッカリンは苦味があるので、次世代の人工甘味料がどんどん使われるようになりました。 サッカリンは砂糖の200~700倍の甘みがあります。アスパルテームは160~220倍、アセスルファムKは200倍、スクラロースは600倍、ネオテームは7000~1万3000倍です。